概要
USB型親機を接続すると、センサーからの情報をパソコンで取得できます。
子機で温度や湿度、CO2濃度などを測定し、親機に無線送信します。
1つの親機に複数の子機を接続できます。
パソコンの他に、AndroidやRaspberry Pi、ボードPCでの利用が可能です。
Androidで使用するにはUSBホスト機能（USB OTG）に対応したAndroid端末とUSB変換アダプター（microBオス→TypeAメスまたはTypeCオス→TypeAメス）が必要です。
●本製品は開発者・研究者向けの製品です。
センサーから送信されたデータを表示するには、Tera Term等のソフトを使用するか、対応するソフトウェアの作成が必要です。
Windowsで使用する場合は、専用ソフトウェアのWpLoggerをご利用いただけます。
製品（子機）
製品（親機）
SLAW-BUEASY
| 寸法 | 50mm x 23.5mm（USB端子部を除く） 厚さ8.3mm |
|---|
使用方法
●デバイスドライバのインストール
SLAW-BUEASYの使用にはデバイスドライバが必要です。通常は自動でインストールされますが、自動でインストールされない場合、以下のURLからFTDI社の最新の「VCP Drivers」をダウンロードして、インストールしてください。
FTDI VCP Drivers：https://ftdichip.com/drivers/vcp-drivers/
Windows版は「setup executable」を選択するとexe形式のインストーラーがダウンロードできます。
●WpLogger
センサーデータの表示・保存が行える専用のソフトウェアです。
利用登録すれば、無料でご利用いただけます。
使用方法：SLAW-BUEASYを接続したWindows PCでWpLogger.exeを起動することで受信したデータを表示・保存することができます。詳しい使い方は説明書をご覧ください。
動作環境：Windows
Visual C++ランタイムライブラリのインストールが必要です。（インストールされていない場合はWpLogger起動時にエラーが表示されます）
以下のURLからお使いの環境にあった「Visual Studio 2019 の Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ」をダウンロードして、インストールしてください。
Microsoft VC++：https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/#microsoft-visual-c-redistributable-for-visual-studio-2019
免責事項：本ソフトウェアを使用したことによって生じた損害（直接的、間接的に関わらず）に対して、当社は一切の責任を負いません。
●子機登録方法（ペアリング）
無線通信を行うために、USB型親機と子機で「子機登録」を行う必要があります。
１．子機を子機登録モードにします。（ボタンを押したまま電源を投入すると子機登録モードに入ります）
２．USB型親機をPCなどのUSBポートに接続します。
３．子機のLEDで子機登録が完了したことを確認します。
※USB型親機は電源投入後、3秒間子機登録モードに入ります。
●シリアル通信仕様
接続したデバイスからUSB型親機はシリアルポートとして見えます。
| ボーレート | 115200 |
|---|---|
| データビット | 8bit |
| パリティ | None |
| ストップビット | 1bit |
受信データ例
{NODE_ID:820203EB,LQI:141,VOLT:3046,TEMP:2499,HUMD:5638,ILLM:77}
{NODE_ID:820203EB,LQI:150,VOLT:3046,TEMP:2482,HUMD:5825,ILLM:77}
{NODE_ID:820203EB,LQI:147,VOLT:3046,TEMP:2473,HUMD:6065,ILLM:77}
{NODE_ID:820203EB,BDVER:01032310,HLQ0:150}
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